議 会

2024.03.26

令和6年度一般会計予算案に反対します

先ほど、予算特別委員会が終わりました。
私は令和6年度の一般会計予算案に反対をしました。
反対をしたのは共産党さんと私だけでしたが、明日は賛成された議員さん方も各々、予算や議案について討論という形で意見表明されます。
私も反対討論をします。
初めての予算議会、一般会計予算案には一括して賛否の態度を決めなくてはならず、ものすごく迷いました。
草の根プロジェクトのメンバーの皆さんと、電話やメールも含めてたくさん意見交換をして最終的に「反対」することにしました。
議会は多数決で進行していきますから、結論が見えてしまっているのですが。
議会に入ってもうすぐ1年。
会派に入っていないことで発言の機会も少ないし、取れる情報にも限りがあるし、限界を感じることも度々です。
とても事務的な顔をして議案の中に隠れている問題に気づけるかどうかも問われます。
ニュースという名でわかりやすく脚色されたり切り取られたりしている情報に、これまでずいぶん慣れてきたのだなと感じます。
デモをしたり署名をしたりはとても大切だけれど、同時に私たちは徴税され続けていて、「議案に反対だから納税しません」とは言えない。
日本国憲法三十条
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」
に則って国家運営、自治体運営はされている。
でも、それ、ちょっと片手落ちじゃないのかな?と、予算審議に関わる中でそんなふうに思います。
だから戦争が始まってしまい、なかなか止められないのではないか、とそういうところに結びついています。
予算案や気になる議案について、日々、「これどう思う?」と相談をしたり発信をしていくことで、「あ、そうか!これ私らが納めている税金の使い道やもんな」って、自分ごととして一緒に考えてくださる人が増えていく実感が何より心強い。
自分たちが納めた税金、京都市がどんな使い方をするのか、議会を見てみてください。
議会はとても精巧に作られていてルールもわかりにくいし、それに形式的に進みますから見ていて面白いとは言えない。
うっかり長らく「自分にはわからない」「自分には関係ない」と思ってきました、私も。
なるべくわかりやすく情報発信していきたい、目下の課題です。
明日の本会議は10時から。YouTube配信、後日録画配信もあります。
写真は市役所の私の議員室の壁。
いただいたおハガキと、あとNくんに「この件、調べて図にしてくれる?」ってお願いしていたら時間切れで見事に途中になっている図のようなもの。