議 会

2024.03.10

3月議会報告③請願や陳情など

★小学校給食が業務委託???
きっかけは大原の友人知人の皆さんからのご連絡でした。
2月6日に学校から1通の手紙が届き、4月から学校給食の外部委託を実施するという内容で、多くのお子さんや保護者の皆さん、地域住民の皆さんが驚かれました。
説明会もなく、どういうことだ?と困惑されつつも、直ぐに動かれて署名を集め、議会にも足を運んでくださり、3月5日付で請願を提出されました。
内容は然るべき説明を行い、当事者や地域住民の理解を得ることやこれまでの品質を下げないことなどです。
同時に300名近い市民の方からも左京区の明徳小学校、修学院小学校、大原小学校の給食調理業務の民間委託について説明会を実施することと、民間委託の見送りをしたためた請願が提出されました。
どういうことだ?と驚き、直ぐに教育委員会に問い合わせました。
民間委託するのは調理業務のみであり、学校調理方式はこれまで通り変わらず、献立、食材も変わらないということです。
これまで12校で調理業務の民間委託は進めており、左京区では市原の小学校で実施されていること。
今後、令和6年から10年で全150校中、40校の給食調理業務を民間委託するということ。
これは議会にかけないでも良い予算範囲の業務なので議会にはかかっていないこと。
給食調理員さんの正規任用をやめて以降、欠員の補充を都度してきたが(非正規で)、雇用が安定しない(募集してもなかなか応募がない)ので安定的な調理体制の確保のために随時、民間委託をしているということ。
1校1社の契約であること。
以上が教育委員会の説明です。
食材や献立は今まで通りであり、自校式も変わらないということですが、児童生徒や保護者さんへの説明をしない学校もあるようで、「冷たい弁当が届くのでは?」とご心配される方がおられても仕方のない状況です。
そもそも給食調理員さんの正規任用をやめたことについて、見直す必要はないのか?
民間委託と言っても実際に調理にあたってらっしゃるのはその会社の非正規職員さんではないのか?
議会にかかっていないので、私は市民の皆さんが声を上げてくださらないとわからなかったのです。
他会派の議員さん方も動かれて、大原では説明会が実施されました。その後の声をお聞きしつつ、動きます。