草の根プロジェクト

2023.12.05

「外国ルーツの方々が京都に移り住むことになった背景」

草の根タウンミーティング
 「外国ルーツの方々が京都に移り住むことになった背景」

「在日外国人TMチーム」4回目の企画です。
前回の本間桃里さんからバトンを繋いでくださるのは安里和晃先生です。
本間さんは、京都で暮らす外国にルーツをもつ児童生徒の現状について、統計やフィールドワークを通して明らかになったことを教えてくださいました。
外国にルーツをもつ児童生徒一人一人が直面している問題は個別で異なるとはいえ、彼らの出身国を辿ると、本国と日本の政治や社会関係が彼らを日本へと引き寄せた側面も大きくあることがわかりました。
今回は、外国につながる児童生徒の親世代にもフォーカスをあて、京都に暮らす外国ルーツの方々がどのような理由で京都に移り住むことになったのか、移動の背景を同じくする方々が共通して直面している問題についても教えていただきます。
具体的には、フィリピン系母子や、技能実習生の借金の問題などについてお話しいただきます。
お話を通して、共に京都で暮らす人々の新たな人生に触れることで、私たちの多様な社会への創造力が膨らみますように。。。

講師プロフィール:
安里和晃(あさと わこう)
京都大学文学研究科国際連携文化越境専攻准教授(社会学専修兼任)/ アジア研究教育ユニット長。主な研究領域は、アジアにおける人の国際移動のメカニズムや社会統合政策の分析。京都市内の小中学校、居場所づくり支援の団体、フードバンク京都などと連携しながら、外国人住民に対する学習支援や食料支援、権利擁護の活動などを行っている。2014年、フィリピン大統領賞受賞。

日時:2023年12月13日(水) 10:00〜
場所:井﨑敦子と草の根プロジェクト事務所
   (左京区一乗寺中ノ田町26-2)
  場所がわからない方は、075-204-6369 までご連絡ください。
参加費:500円
お申し込み・お問い合わせ:info@izaki-atsuko.net