議 会

2023.11.28

請願の紹介議員

京都市会11月市会が始まりました。
昨日、本会議で議案説明がされました。
議案は23で、一般会計・特別会計の補正予算案14あります。
これから議案は常任委員会で審議、補正予算は予算特別委員会で審議されます。
審議に向け、市役所で部局の職員さんに質問したりしていますが、昨日今日と、市民の皆さんからの請願が大変多いです。
12月議会に請願を間に合わせようとすると締切が明日ということもあり、みなさん、公立保育園存続について、公共用地の跡地利用について、年金増額についてなどの請願文書を携えて各会派のお部屋をまわってらっしゃいます。
市民の直接の声である請願、現在のルールでは議会に提出するには議員の紹介が必要です(陳情は不要ですが陳情は議会で採決されません、回覧のみ)。
以前も書きましたが請願者は付託された常任委員会で主旨説明をする権利があるのですが今は「紹介議員がいるのだから市民の説明は不要」ということでなかなか主旨説明が実現していません。
紹介議員になってもらうお願いに市民の皆さんは、お昼時など会議にかからない時間を予測して各会派をまわられます。
大抵、秘書さんが受け取られますがどなたもいらっしゃらない時はまた翌日いらっしゃり、そしてまた翌日、お返事を聞くためにいらっしゃいます。
私自身も毎日いるわけではないので、空振りしていただいていることがあると思います。
議員の部屋があるフロアには待合室もベンチもないので、時には会議が終わるまでお部屋の前でずっと待ってらっしゃいます。
当たり前の権利としての請願を出すために大変な労力がかかります。市民本位に改善していく必要を感じます。
京都市長選挙は候補者が出揃いましたが、住民自治の推進はみなさん謳われるでしょうか。
誰が市長になっても、当たり前に市民の声が届き、多数決でなくしっかりと緊張感を持って審議をする議会が必要。