草の根プロジェクト

2023.11.18

自転車タウンミーティングの報告

水曜日は自転車タウンミーティングでした。

講師の藤本さんが紹介してくれたヨーロッパ諸都市の自転車政策や道路のあり方に一同羨望のため息。

自転車は走行環境が整えば、遠くまで早く移動できる優れた乗り物なのだというメッセージが強く印象に残りました。
個人的には、自転車は公共交通機関との組み合わせで最も力を発揮するという話が勉強になりました。

京都の交通を考えるタウンミーティングも今後有機的にシリーズ化していけたらと思っています。

後半の議論のパートもとても盛り上がりました。
京都は「日本一の自転車先進都市」とのことでしたが、車道を走ろうにも矢羽根のうえに駐車されていて危ない、
駐輪場の位置が分かりにくい、一時駐輪車の撤去のかわりに安価な駐輪場を増やすべきではないか、などさまざまな意見が出ました。

最後に藤本さんから、欧州と日本との違いは、車に乗る人の声が大きいため行政が動きが取れないというクルマ中心社会の問題であるという指摘がありました。
民主主義である以上、市民のあいだで自転車を推進する人が増えることが必要で、自転車に乗る人のマナーの向上も含めて、
自転車が社会的に認められるように少しずつでも取り組んでいくことが欠かせないとのこと。
それに対して、声の大きい自動車ユーザーの意見が通るというのが本当に「民主主義」と言えるのか、
そもそもさまざまな立場の市民が同じテーブルで話し合う機会がなく、そうした場を作るように行政に働きかけたいという応答もありました。
私自身は気候危機や資源採取の問題から自分たちの街の交通のあり方を考え直したいと考えていたのですが、
クルマ中心の社会からの脱却を求める声を大きくするうえでは、そうした問題の喫緊性を伝えていくこともとても重要なはずで、
グローバルな公正さとローカルな暮らしやすさを繋げて考えることの大事さをあらためて感じました。

今後も自転車や交通のことを考える会を続けつつ、それをどう市政につなげていけるかも考えていきたいと思っています。
企画に関わってくださる方も募集中です。(中村)