「自転車でスイスイの街づくり」

気候危機が目に見えて深刻化するなか、日本のCO2排出量を調べてみると運輸部門が全体の20％弱を占め、そのうちの9割が自動車に由来しています（2021年環境省調べ）。EVに転換するにしても、製造や充電に必要な資源の量は膨大です。ほんとうにこのままクルマ中心の社会でいいのか？　そんな問題意識から、これからの交通・移動のあり方をさぐる連続タウンミーティングを開催します。

第一回目として、京都市の自転車政策について考える集まりを持ちたいと思います。非自動車の交通分担率80％以上を掲げる京都市ですが、いざ自転車に乗ってみると、危険を感じる車道、理不尽な自転車撤去、不利な交通ルールなど、まだまだ自転車が走りやすい環境とはいえません。

環境を破壊せず、なおかつ誰もが快適に移動できる街づくりとはどのようなものなのか？　今回は、長年にわたり日本と世界の各地をまわりながら自転車政策の調査・実践に取り組んでこられた藤本芳一さんをお招きしてお話をうかがいます。各地の先進的な取り組みから、どんなことが学べるのでしょうか？

この街に暮らす誰にとっても身近な自転車のこと。ぜひ日ごろの不満や願望を持ち寄って話し合いましょう。

講師プロフィール：藤本芳一さん。自転車ライフプロジェクト代表（https://www.bicyclelife.jp/）。輪の国びわ湖推進協議会会長として「ビワイチ」（琵琶湖一周サイクリング）の推進にも取り組む。著書に『サイクルツーリズムの進め方』（学芸出版社、2019年）ほか。『滋賀民報』紙上で「自転車が作る未来：世界最先進地ヨーロッパより」を連載。

日時：2023年11月15日（水）18:30－20:00
場所：井﨑敦子と草の根プロジェクト事務所
　　　（左京区一乗寺中ノ田町26-2）
　　場所がわからない方は、075-204-6369 までご連絡ください。
参加費：500円
予約：Googleフォーム
（https://docs.google.com/…/1BM8c43lukUxBpmSqzSicYhT…/edit）
または info@izaki-atsuko.netまで。