議 会

2023.09.07

京都大学防災研究所流域災害研究センターへの視察

今日は常任委員会(まちづくり委員会)で視察に行ってきました。
京都大学防災研究所流域災害研究センター宇治川オープンラボラトリー。
伏見区の宇治川沿いの広大な研究施設で、流砂災害研究領域、都市耐水研究領域、河川防災システム研究領域、沿岸域土砂環境研究領域、流域圏観測研究領域の5つの研究領域から構成されています。
今日は体験型視察で、希望された議員は長靴を履いたり、防水服を着て水害を体感、私は浸水時に車のドアが開くかどうかを体験しました。
普通のドアはなんとか開いたのですが、スライドドアが全然開かない!
そうなった時どうするのか?を具体的に考える機会になりました。

余呉湖周辺の地形を再現した模型(と言ってもとても大きくて人が何人も模型の上を歩ける)に1時間200ミリレベルの雨を降らせ水がどんな経路を辿るかを研究する施設や、地下街に水が浸水する様子を再現し階段を登れるか体験する設備、鉄の扉が30センチ、40センチの浸水の中で開くかどうかを体験する設備なども。

先日、杉並区の岸本聡子区長の後援団体、ソシアルサトコズからバルセロナ市の気候緊急事態宣言冊子『これは訓練ではない』をいただいて読んだところです。
「これは訓練ではない」、まさに経験したことのない大雨や暑さを何度も経験してしまっている今、具体的な防災対策と同時に気候危機対策もまた緊急の最重要課題。