議 会
2023.05.11
任期スタートしました。
4月30日の日曜日から議員としての
任期が始まりそこからすぐにゴールデンウィーク。
左京区の事務所の諸々の契約や片付け(まだ終わらない)などしながら、
市会事務局からいただいた資料を読み、
後はもうもっぱらこれまでの議会本会議や委員会をyoutubeで見る日々でした。
それで「本会議でも委員会でも議員同士は議論しない」と改めて認識し、
「では議員間はどこで議論しているのか?」と疑問が膨らんでいきました。
昨日、5月9日は主に新人議員対象の市会事務局主催の説明会が開かれました。
13時から15時20分まで。
市会事務局は総務課、議事課、調査課から成り、
議員の仕事をサポートしてくださるところで、
昨日は市会のあらましを説明していただきました。
その説明会の後、まだもう少しわからないところを
先輩議員の方にお聞きして分かったのは、
無所属無会派である私は本会議では発言権がない、ということ。
市会運営の説明書によると、
『市会としての権限及び能力は、本会議に認められており、
法律上要求される市会の議決、同意、決定、承認、採択等は、
本会議で行われなければ効力は生じません。』
とあります。
本会議は開催の1週間前に議案が議員に届き→
開催までの間に行政側から議案説明があり→
本会議「招集」→
議案をしっかり議論するために5つある「常任委員会」に分かれて討議→
その後最終調整のための「議員会」を経て→
再び「本会議」で採択
という流れです。
この本会議では議員は「代表質問」ができますが、
この「代表」は会派を代表しているわけで、
会派に入っていない議員は質問できないそうです。
私は本会議では発言する機会がないということでした。
常任委員会の後に採択に向けて意見を調整する?
「議員会」というのが会派間で行われるらしいのですが、
私は私で草の根事務局や議案に
関心ある市民の皆さんと考えをまとめるとして、
その考えを本会議に反映させるには
会派のどこかに託さねばならないということでした。
予算・決算特別委員会では総括質問の場で質問できるのだそうですが、
質問は会派順に割り当てられ、質問時間も会派が大きい順になるそうです
(これは本会議でも常任委員会でも同じルールだそうです。自治体によって違うようです)。
常任委員会は議案をしっかり討議する場と
思っていたら議員間討議はほぼ無いそうです。
よかったらyoutubeを見てみてください。
行政担当職員さんと議員のやり取りのみです。
北陸新幹線京都延伸計画についての請願が「不採択」になる委員会の回を添付しておきます(中盤以降)。
https://www.youtube.com/watch?v=KxnfdJHZl78&t=1s
「政令指定都市で無所属市民派議員が当選するのは難しいよ」
とずっと言われ続けてきましたが、
それもそうですが、入ってみたら議会の中が
無所属議員を想定していないようです。
私より以前に無所属無会派議員だった方が尽力されて、
これでもかなり改善され、
昔は5人以上の会派でないと参加できなかった
市会運営委員会に2人会派からでも
参加できるようなったと先輩議員さんに教えていただきました。
会派の根拠については「市会運営委員会要綱」
https://www2.city.kyoto.lg.jp/shikai/joho/syokitei/0208.html
があると市会事務局職員さんが教えてくださいましたが、
これは会派の根拠でなく、
会派がある前提での市会運営についての要綱であり、
会派の根拠は今もわかりません。
京都市会基本条例の総則にはこのように定義されています。
↓
第2章 市会の位置付けと役割
第3条 議員及び市長が、
共に市民により直接選挙される市民の代表である一方、
単独で権限を行使する市長に対し、
市会は、広く公選で集まった多数の議員からなる議決機関であることに鑑み、
市会は、主として次に掲げる役割を果たすものとする。
(1) 民意を把握し、市政に的確に反映すること。
(2) 市長その他の執行機関(以下「市長等」という。)による市政運営が適正に行われているかを監視すること。
(3) 民意を反映する市会の特色をいかして、執行機関では成し得ない政策立案及び政策提案を行うこと。
(4) 市長等との議論を通じてより良い政策及び施策の実現に努めること。
(5) 充実した調査研究を基に、活発な審議及び審査並びに議員間における討議を行い、意見を集約すること。
(6) 議論を通じて市政の課題に関する論点を明確にすること。
(7) 条例の制定や改廃などを通して、本市としての団体意思を決定すること。
団体意思の決定に至るまでの過程が市民に開かれた、分かりやすい議会運営に努めること。
無所属市民派新人としては大きな違和感を抱えてのスタートです。
この違和感を大事に追求しつつ、町の声市民の声をどう生かしていくのか創意工夫が求められます。
#京都市会議員
#無所属市民派
#井﨑敦子と草の根プロジェクト
4月30日の日曜日から議員としての
任期が始まりそこからすぐにゴールデンウィーク。
左京区の事務所の諸々の契約や片付け(まだ終わらない)などしながら、
市会事務局からいただいた資料を読み、
後はもうもっぱらこれまでの議会本会議や委員会をyoutubeで見る日々でした。
それで「本会議でも委員会でも議員同士は議論しない」と改めて認識し、
「では議員間はどこで議論しているのか?」と疑問が膨らんでいきました。
昨日、5月9日は主に新人議員対象の市会事務局主催の説明会が開かれました。
13時から15時20分まで。
市会事務局は総務課、議事課、調査課から成り、
議員の仕事をサポートしてくださるところで、
昨日は市会のあらましを説明していただきました。
その説明会の後、まだもう少しわからないところを
先輩議員の方にお聞きして分かったのは、
無所属無会派である私は本会議では発言権がない、ということ。
市会運営の説明書によると、
『市会としての権限及び能力は、本会議に認められており、
法律上要求される市会の議決、同意、決定、承認、採択等は、
本会議で行われなければ効力は生じません。』
とあります。
本会議は開催の1週間前に議案が議員に届き→
開催までの間に行政側から議案説明があり→
本会議「招集」→
議案をしっかり議論するために5つある「常任委員会」に分かれて討議→
その後最終調整のための「議員会」を経て→
再び「本会議」で採択
という流れです。
この本会議では議員は「代表質問」ができますが、
この「代表」は会派を代表しているわけで、
会派に入っていない議員は質問できないそうです。
私は本会議では発言する機会がないということでした。
常任委員会の後に採択に向けて意見を調整する?
「議員会」というのが会派間で行われるらしいのですが、
私は私で草の根事務局や議案に
関心ある市民の皆さんと考えをまとめるとして、
その考えを本会議に反映させるには
会派のどこかに託さねばならないということでした。
予算・決算特別委員会では総括質問の場で質問できるのだそうですが、
質問は会派順に割り当てられ、質問時間も会派が大きい順になるそうです
(これは本会議でも常任委員会でも同じルールだそうです。自治体によって違うようです)。
常任委員会は議案をしっかり討議する場と
思っていたら議員間討議はほぼ無いそうです。
よかったらyoutubeを見てみてください。
行政担当職員さんと議員のやり取りのみです。
北陸新幹線京都延伸計画についての請願が「不採択」になる委員会の回を添付しておきます(中盤以降)。
https://www.youtube.com/watch?v=KxnfdJHZl78&t=1s
「政令指定都市で無所属市民派議員が当選するのは難しいよ」
とずっと言われ続けてきましたが、
それもそうですが、入ってみたら議会の中が
無所属議員を想定していないようです。
私より以前に無所属無会派議員だった方が尽力されて、
これでもかなり改善され、
昔は5人以上の会派でないと参加できなかった
市会運営委員会に2人会派からでも
参加できるようなったと先輩議員さんに教えていただきました。
会派の根拠については「市会運営委員会要綱」
https://www2.city.kyoto.lg.jp/shikai/joho/syokitei/0208.html
があると市会事務局職員さんが教えてくださいましたが、
これは会派の根拠でなく、
会派がある前提での市会運営についての要綱であり、
会派の根拠は今もわかりません。
京都市会基本条例の総則にはこのように定義されています。
↓
第2章 市会の位置付けと役割
第3条 議員及び市長が、
共に市民により直接選挙される市民の代表である一方、
単独で権限を行使する市長に対し、
市会は、広く公選で集まった多数の議員からなる議決機関であることに鑑み、
市会は、主として次に掲げる役割を果たすものとする。
(1) 民意を把握し、市政に的確に反映すること。
(2) 市長その他の執行機関(以下「市長等」という。)による市政運営が適正に行われているかを監視すること。
(3) 民意を反映する市会の特色をいかして、執行機関では成し得ない政策立案及び政策提案を行うこと。
(4) 市長等との議論を通じてより良い政策及び施策の実現に努めること。
(5) 充実した調査研究を基に、活発な審議及び審査並びに議員間における討議を行い、意見を集約すること。
(6) 議論を通じて市政の課題に関する論点を明確にすること。
(7) 条例の制定や改廃などを通して、本市としての団体意思を決定すること。
団体意思の決定に至るまでの過程が市民に開かれた、分かりやすい議会運営に努めること。
無所属市民派新人としては大きな違和感を抱えてのスタートです。
この違和感を大事に追求しつつ、町の声市民の声をどう生かしていくのか創意工夫が求められます。
#京都市会議員
#無所属市民派
#井﨑敦子と草の根プロジェクト