議 会

2025.10.06

市民の役に立っていますか?

京都市の決算特別委員会、私の所属する第3分科会は明日から局別質疑がスタートします。
明日は産業観光局への質問日です。
過去最高の企業倒産件数を更新する中、京都市の令和6年度の商工振興対策決算額は1305億円。そのうち、融資制度預託金(いくつかの銀行に京都市が資金を預託してそれで融資を受ける事業者への金利を安くする制度)が1265億円。
差し引き40億円の使い道は?
この中には個人商店やフリーランス向けの支援施策が一つもありません。
この夏、左京区を中心に個人事業主やフリーランスの方にご協力をいただいたアンケート、72軒の皆様にご協力をいただきました。
ありがとうございました。
事業を継続する上でのご苦労として、約半数の方が「資金のショート」や「不安定な収入」などを挙げておられます。
8割の方が物価高の影響を受けていると回答され、9割の方が国民健康保険料が大変負担であると回答。
家賃の支払い負担増や固定資産税増、材料費や光熱費の値上がりで大変というご意見。
使い道が限定される設備投資への補助金ではなく事業資金補助金や家賃補助なら助かるというご意見。
コロナ助成金は助かったというお声が多いのですが、補助金・助成金については一人で経営している中での手続きが大変、そしてインボイス制度でも経理作業が煩雑になったというご意見。
それらのご意見を交えて明日は産業観光局に質問をします。
予算配分が偏っていないだろうか?
税金で支援しているスタートアップ企業は成長して継続しているのだろうか?
その成果を市民生活にどんなふうに還元してくれているのだろうか?
自分の町のお金の流れをチェックし、人権に則って民主的に住民自治で税金の使い道を決めていけるように。。
市民目線で質問をします。