議 会
2025.03.04
交通局への質問
今週はずっと予算特別委員会の京都市会です。
昨日今日と交通局の質疑でした。
「まぢピンチ」な経営状態の中、そして大変な人手不足の中、市バスも地下鉄も日々、当たり前に運行してくださってていることに感謝をしつつ。
私は公営企業法の見直しをし、交通局にも上下水道局にも公費の投入を増やすべきではないかと思っていますが、交通局は民間事業者との兼ね合いもあり、公共交通をどう維持していくかというのは、資本主義システムの中での自治体運営をどう維持するのか、コモンをどう考えるか、という根本的な問題になります。
そもそも論になる。
そもそも論を市民参加でしっかりと議論する必要がある、、
まぢピンチな経営状況の中で、「市バスの混雑問題をなんとかして欲しい」という市民のニーズにしっかりと応え、観光客の方にも便利でわかりやすい市バス運行をどう作っていくのか?
「これいる??」って予算もあるのでは?
以下、質問の要約です。
「」内は交通局のお返事です。
↓
・市バスの市民優先価格について。どこまで議論されているのか?優先価格と言っても市民が値下げになるのではなく観光客にとっての値上げになる予定は?
「その方向」
・市民と観光客はどのように識別するのか?
「マイナンバーを使って識別」
・京都市は政令指定都市で一番マイナンバーの取得率が低く、令和7年度1月末で取得率72.5%、未保有者379,529名もいらっしゃるがどうするのか?
「今後、議論していく」
・市民優先価格は混雑緩和が目的?でも観光客の方は運賃値上げをしても選択肢がないからバスを利用されると思う。
だから混雑緩和にはならないと思う。
これは混雑対策ではなく、観光客のバス代値上げによる財源確保が目的?
市長もSNSで『市民識別のシステムと、同じく令和9年度に導入すべく準備を進めているクレジットカードによるタッチ決済/QRコードを活用したデジタル乗車券の導入などを組み合わせると、市民優先価格のみならず、市バスなどの乗り換え割引ないし無料乗り換えや、別の応益割引制度への応用可能性、更には交通以外での公共的なサービス、民間サービスでの市民割引の導入の可能性など応用範囲が様々に拡がります』と書かれているが。
「混雑緩和だけが目的ではない」
・京都観光総合調査の意見を見てみると、
外国人観光客の15.8% が「バスや地下鉄が複雑で難しい」、
日本人観光客も8.9% が「バスの乗り方、バス停がわかりにくかった」と意見を述べている。
市内の交通機関で使用したものについては、
日本人観光客は、交通系 ICカード 65.5% バス 一日乗車券 9.9% 現金 32.9%。
外国人観光客、は、交通系ICカード 62.5% バス一日乗車券 10.4% 6 現金 41.8%。
今回、「市バス・地下鉄におけるキャッシュレス化のさらなる推進」予算も計上されているが、これは運賃のクレジット決済、デジタル乗車券決済を目指すものだが、市民優先価格と連動して進めるのか?
「その方向」
・市民優先価格は市民からの市バスの混雑緩和の要望に対する抜本的対策にはなっていないのではないか。そして観光客は交通機関や決済方法のわかりやすさを求めてらっしゃる。今後、市民優先価格については交通局部内での議論ということだが都市計画など他の部局とも相談をするのか?
何より市民の意見は聞くべきでは?
「関係部局と協議する」
・市バスのリアルタイム運行情報(Googleですでに市バス行き先案内や到着予定は出るが、混雑状況まで分かるようにする仕組み)について。厳しい財政状況の中で財源はどうするのか?国の補助はあるのか?
市民の皆さんは日頃利用されているから混雑状況や遅れ具合もある程度、把握されていると思うが、利用するのは主に観光客では?
「デジタル活用推進事業債を活用する」
・現在の進捗は?
「市バスにカメラの搭載を進めている」
・バス待ち環境の向上(バス停の上屋根やベンチの設置)について。進捗は?年間どのくらいずつ進めているのか?バス停総数の割合は?市民の皆さんからの要望が多いところ、ぜひ進めていっていただきた。
「現在、バス停1642箇所のうち、915箇所ベンチ設置」
明日はもう一つの公営企業、上下水道局への質疑です。
今週はずっと予算特別委員会の京都市会です。
昨日今日と交通局の質疑でした。
「まぢピンチ」な経営状態の中、そして大変な人手不足の中、市バスも地下鉄も日々、当たり前に運行してくださってていることに感謝をしつつ。
私は公営企業法の見直しをし、交通局にも上下水道局にも公費の投入を増やすべきではないかと思っていますが、交通局は民間事業者との兼ね合いもあり、公共交通をどう維持していくかというのは、資本主義システムの中での自治体運営をどう維持するのか、コモンをどう考えるか、という根本的な問題になります。
そもそも論になる。
そもそも論を市民参加でしっかりと議論する必要がある、、
まぢピンチな経営状況の中で、「市バスの混雑問題をなんとかして欲しい」という市民のニーズにしっかりと応え、観光客の方にも便利でわかりやすい市バス運行をどう作っていくのか?
「これいる??」って予算もあるのでは?
以下、質問の要約です。
「」内は交通局のお返事です。
↓
・市バスの市民優先価格について。どこまで議論されているのか?優先価格と言っても市民が値下げになるのではなく観光客にとっての値上げになる予定は?
「その方向」
・市民と観光客はどのように識別するのか?
「マイナンバーを使って識別」
・京都市は政令指定都市で一番マイナンバーの取得率が低く、令和7年度1月末で取得率72.5%、未保有者379,529名もいらっしゃるがどうするのか?
「今後、議論していく」
・市民優先価格は混雑緩和が目的?でも観光客の方は運賃値上げをしても選択肢がないからバスを利用されると思う。
だから混雑緩和にはならないと思う。
これは混雑対策ではなく、観光客のバス代値上げによる財源確保が目的?
市長もSNSで『市民識別のシステムと、同じく令和9年度に導入すべく準備を進めているクレジットカードによるタッチ決済/QRコードを活用したデジタル乗車券の導入などを組み合わせると、市民優先価格のみならず、市バスなどの乗り換え割引ないし無料乗り換えや、別の応益割引制度への応用可能性、更には交通以外での公共的なサービス、民間サービスでの市民割引の導入の可能性など応用範囲が様々に拡がります』と書かれているが。
「混雑緩和だけが目的ではない」
・京都観光総合調査の意見を見てみると、
外国人観光客の15.8% が「バスや地下鉄が複雑で難しい」、
日本人観光客も8.9% が「バスの乗り方、バス停がわかりにくかった」と意見を述べている。
市内の交通機関で使用したものについては、
日本人観光客は、交通系 ICカード 65.5% バス 一日乗車券 9.9% 現金 32.9%。
外国人観光客、は、交通系ICカード 62.5% バス一日乗車券 10.4% 6 現金 41.8%。
今回、「市バス・地下鉄におけるキャッシュレス化のさらなる推進」予算も計上されているが、これは運賃のクレジット決済、デジタル乗車券決済を目指すものだが、市民優先価格と連動して進めるのか?
「その方向」
・市民優先価格は市民からの市バスの混雑緩和の要望に対する抜本的対策にはなっていないのではないか。そして観光客は交通機関や決済方法のわかりやすさを求めてらっしゃる。今後、市民優先価格については交通局部内での議論ということだが都市計画など他の部局とも相談をするのか?
何より市民の意見は聞くべきでは?
「関係部局と協議する」
・市バスのリアルタイム運行情報(Googleですでに市バス行き先案内や到着予定は出るが、混雑状況まで分かるようにする仕組み)について。厳しい財政状況の中で財源はどうするのか?国の補助はあるのか?
市民の皆さんは日頃利用されているから混雑状況や遅れ具合もある程度、把握されていると思うが、利用するのは主に観光客では?
「デジタル活用推進事業債を活用する」
・現在の進捗は?
「市バスにカメラの搭載を進めている」
・バス待ち環境の向上(バス停の上屋根やベンチの設置)について。進捗は?年間どのくらいずつ進めているのか?バス停総数の割合は?市民の皆さんからの要望が多いところ、ぜひ進めていっていただきた。
「現在、バス停1642箇所のうち、915箇所ベンチ設置」
明日はもう一つの公営企業、上下水道局への質疑です。