議 会

2024.07.25

決算議会は9月末から

市会議員になって(その前から)、政府や自治体が「財源がない」という言葉に違和感があり、実際に決算書や予算の資料を見るようになってその疑問はさらに膨らんでいます。
銀行と切っても切れない自治体運営ってどういうことになっているのだろう???という素朴な疑問。

アカデミズムの世界ではもはや少し前のブームだったのかもしれないのだけれど、議会の中で感じている違和感について、デイビット・グレーバーとかトマス・ピケの本に依っている。

具体的な京都市の財務諸表の見方の勉強をしつつですが、政府や自治体が「財源がない」っていうことへの違和感、徴税されることの違和感、徴税をしないことへの違和感について、掘り下げ、その違和感を言葉にして議会で取り上げられるようになりたいと考えているのですが、といっても私にとってはとても難しいし、一人では到底無理なので読書会などを開催しています。

『負債論』の読書会、次回は今週26日の金曜の18時半から左京事務所です。該当章は第6章です。

トマス・ピケの『21世紀の資本論』は映画になっていてサブスクで観れます。
戦争やナショナリズムの台頭、歴史を遡り、ピケが数年前に予測されていたことが現実になっている今、改めて観たい映画だと思います。
この前のフランスの選挙の時、街頭集会で話すトマス・ピケの姿が印象的でした。
日本では(元)国立大学の先生は公務員法に縛られてなかなかああいうアクションが出来ないと思うのだけれど、海外ではそのあたりどうなのだろう。

京都市の決算議会は9月末からです。