議 会

2024.06.12

松井市長の第二次予算について②

先ほど予算特別委員会市長総括質疑の委員の皆さんと市長のやりとりの抜粋を書きました。
私の質問原稿は以下になります。
この通り質疑をしたわけではなく、端折ったり付け足したりしております。
無所属議員の持ち時間は答弁も含めて5分36秒。
以下

⚫︎今回、洛西地域をはじめ一部「調整区間」地域で、バス運行先行事業者の運賃値上げに伴い、市バス運賃も10円から30円値上がりとなり、地域住民の皆さんから3000筆近い署名と共に値上げ回避の要望が出されました。
先ほど市長は「公共交通を行政が支えるとなると公共的な財源の再配分が必要になる」とおっしゃいましたが、まさにそれが必要な時期ではないでしょうか。
年金が潤沢にあればバスの運賃値上げにも市民は対応できると思います。
けれど、年金が減り、国民健康保険も経ちいかなくなる恐れがある中、税金の使い道については市民参加での議論が必要ではないでしょうか。
市長は3月の予算特別委員会はじめ、度々、「すべての方々が互いに支え合い、個性を発揮して、いきいきと活躍される『居場所』と『出番』のある町をつくってまいります。市民の皆さまが主体的に市政にご参加いただき、対話を重ねながら課題解決を図る、市民参加型の行政、つまり私が考える『新しい公共』を積極的に進め、市民の皆さまを主役とした、『突き抜ける世界都市 京都』を実現してまいります」と発言されています。
市民が議論のテーブルにつけないままの決定については、納得できない人が路線利用者でない市民にも多くいらっしゃると思います。
公共交通など、市民生活に直結する予算返済に際しては、「財政難だから仕方ない」「先行事業者との関係性で仕方ない」ではない第3の道を市民参加で探すこととこそが「新しい公共」ではないでしょうか? 
京都市ではこれまで総合企画局を中心に市民参加の計画を策定し、パブコメなどを実践してきておられますが、9月の市民参加推進計画更新に向け、例えば地域公共交通の維持に関わる予算を住民参加型で決定していくなど一歩踏み込んだ取り組みが必要であると思います。市長の見解をお聞かせください。

→→(松井市長の答弁要約)
今後、市民参加は広げていきたいが交通局の予算について直接市民参加で決定できるかというとそれはすぐには難しいと思う。

予算特別委員会市長総括質疑の様子は数日後に京都市会HPで動画配信されます。
2月の市長選挙、結果に喜んだ方も落胆した方も、関わった方も知らなかった方も、税金の使われ方、ぜひチェックを!