陳情「大規模マンション建設計画に対する指導等」

今日は常任委員会でした。

松ヶ崎の自治連合会さんから「大規模マンション建設計画に対する指導等」という陳情が出ました。

このかん何度も開催されてきた開発事業者である長谷工主催の説明会が紛糾していること、地域住民が大きな懸念を抱いていることを踏まえ、京都市に対し、まちづくり条例第２条に記載の方針に基づき市の見解を具体的に提示すること、地域住民は松ヶ崎プロジェクトが地域の良好なまちづくりを大きく阻害する計画であると考えていること、市として開発事業者に対して、まちづくり条例第14条に基づく指導及び助言並びに第15条に基づく勧告を実施することを求めておられます。

京都市のまちづくりの基本となる都市計画マスタープラン、まちづくり条例を踏まえ、大変簡潔にまとめられた陳情文書です。

これに対し、京都市都市計画課は、「法律上、問題ない」「開発事業者は説明会を開催し、地元の声を聞き、計画に生かしていると考える」「京都市としては勧告をしない」と回答。

共産党の平井委員と、私が質疑をしました。

私は、

「京都市はこのかん、説明会には参加していないので地元の方々の切実な声を直接聞いていないでしょう。なぜ事業者の意見だけ聞い勧告しないと決めるのか」

「これまで自治連合会さんは民間事業者のされることに意見することはなかったとお聞きしている。今回の陳情は余程のことであると地元の皆さんが考えておられることの現れ」

「このかん、ずっと説明会に参加しているが先日も100名くらいのご参加だった。これまで意見したことないというようなかたが初めて意見します、としっかりご自身の思いを伝えておられた。一つの運動団体が反対しているのではない、地元の総意であると捉えて、市は住民の皆さんの声を聞くべき」

というような質疑をしました。

市は「地元の方とも協議をしてきました」と。

地元の方と協議をしてきて、どうして何もしないのか。

さっぱりわからん。

引き続き、対話を続けます。委員会の様子は数日後に京都市の議会配信YouTubeでご覧いただけます。