議 会

2023.09.19

5分31秒

【5分31秒】
9月議会が始まります。
決算議会というふうに言われますが、複雑です。
①条例制定や改正、公共工事の請負契約の締結や市道路線の認定・廃止などなど、30以上の議案について審議する。
②今年の補正予算について審議する。
③令和4年度の決算について審議をする。
これらが同時並行で進みます。

①については9月21日に本会議で、市長から議案提案説明があり、議案が各常任委員会に託されます(付託といいます)。
常任委員会で議案について審議します。
私はまちづくり委員会なので都市計画局と建設局からの議案を審議します。
今回は養正や三条の市営住宅の更新棟の新築工事請負契約についてや、らくなん進都中央部地区(鴨川以南、油掛通以北)の産業集積地区建築条例の制定などについて審議します。
それ以外の全ての議案についても、調べて部局に質問をし、賛否を決めます。

②についても9月21日の予算特別委員会の3つの分科会に付託されます。
私は第3分科会に入っていて産業観光局の補正予算について9月22日に審議します。
具体的には観光回復に伴う観光課題対策強化事業や、中層企業担い手確保・定着支援事業、観光事業者担い手確保支援事業、商店街等消費活性化支援事業、ものづくり中小企業販路開拓支援事業、伝統産業生産力向上支援事業などについて審議されます。
財源はすべて国庫支出金です。
減額(当初予算よりも少なく事業が進んだので簡単にいうと返金しますというもの)についても審議されます。

③については決算書を手に、市の担当職員さんが各会派に説明に回られています。
私は明日、10時から4時まで説明を受けます。
10月27日の討論結了まで、書類調査や局別質疑などが続きます。
そして、10月20日21日と、決算特別委員会市長総括質疑というのがあります。
私は無所属無会派なので、本会議で質問ができません(会派代表質問のみ)。
けれど市長総括質疑は出来ます。
市長に直接質問する機会です。
質問時間はなんと、5分31秒。
全体で370分の質問時間を議員数67で割り、それを会派の人数で掛けたものが各会派の持ち時間になります。
私は一人なので5分31秒。
この間に市長からの答弁も含まれます。
その中で何を聞くかというか、このような議会の仕組みの中で、無所属無会派は何ができるか、何をすべきか。
「仕組みがおかしいよ」と言うとしたら、では、どんな仕組みだったらいいのか。
議会の流れについていくのも必死なのですが、そればっかりやっていると、うっかりします。
大事なところがぽっかり抜けないように、気をしっかり持たねば、勢いよく実務の波に流される。